ご挨拶

 日本人間性心理学会第40回記念大会は、Covid-19の感染状況を鑑み、全面オンラインで開催します。
オンラインでの大会開催は、前回に続き2回目です。
オンライン実施の学会には、仕事やプライベートの都合、障害や病気のために遠出ができない方も参加できる可能性が高くなること、日程の分散が容易であること、天候などによる中止のリスクが少ないことなど、多くのメリットがあります。
そのメリットを活かし、そしてオンライン実施のデメリットを補い、多くの皆様が参加したいと思えるような大会準備をしてまいります。
 さて、皆様にとって、大会の魅力とは何でしょうか。
講演やワークショップ、学会発表や企画の内容はもちろん重要です。
しかし、その場に一人ひとりの発表者や講師が“存在すること-presence”の意味は大きかったのではないかと思います。
日本人間性心理学会が「対話」「関係」「場」「身体」等を重視してきた前提に、“存在”は不可欠でした。
だからこそ、場を共有できないオンラインにおいても、いかに一人ひとりの“存在”をパソコンやタブレットの画面から滲み出させることができるか、そしていかに人のそれを感じ取ることができるかが、皆様に共通するテーマではないかと考えました。
そして、それぞれの場所において、皆様の“存在”が照らされて瞬くような大会にしたいという願いを込めて、大会テーマはOmnipresence-遍照という言葉にしました。
 オンライン学会で残念なことの一つは、会場で久しぶりに顔をあわせるなどのインフォーマルな集まりがないことです。対面で実施されていた懇親会も行うことができません。十分ではありませんが発表など以外の自由度の高い場も設定します。そのような点も含めて、ぜひ、本大会を新しい大会参加のあり方にチャレンジする機会になさってください。

日本人間性心理学会第40回記念大会 大会準備委員会
準備委員長 金子 周平

日本人間性心理学会第40回記念大会 準備委員会名簿

役職名氏名
大会準備委員長金子 周平
統括*金子 周平高松 里田村 隆一
広告*金子 光代顧 佩霊山口 祐子山口 雄介
学会発表*友清 由希子古賀 なな子
オンライン対応*佐竹 圭介田中 将司田村 隆一
自主企画*松下 智子新村 信貴
ワークショップ*村久保 雅孝本山 智敬
インフォーマル企画*高松 里森川 友子
事務局長山口 雄介
事務局顧 佩霊山口 祐子
*は各役職の代表 50音順にて記載